内臓脂肪と中性脂肪

内臓脂肪と中性脂肪の関係

ザ・生活習慣病「こわーい生活習慣病」では、
加齢とともに発症しやすくなる「生活習慣病」をテーマにしています。

高年層が多く発症すると思われていた生活習慣病ですが、今や若年層の間でも多く発症するようになってしまいました。
そんな怖い怖い生活習慣病を、サイトを通じて防止したり予防したりできれば幸いです。

体脂肪と中性脂肪

食べ物には、タンパク質、糖質、ビタミン、ミネラル、脂質、食物繊維といった栄養素が含まれています。
このうち体脂肪として、脂質と糖質が分解してできた「中性脂肪」で、脂肪細胞に蓄えられていきます。

肉の脂身やバターなどに含まれている脂質は、腸から吸収されてカイロミクロという小さな粒子に分解されます。
そして血液を通して全身に運ばれ、遊離脂肪酸という形に分解されてエネルギーとして使用しますが、あまった遊離脂肪酸は中性脂肪に合成されて脂肪細胞に蓄えられていきます。

非常に怖い生活習慣病

肥満とは、体の中に蓄積された脂肪(体脂肪)が増えすぎた状態の事を言います。

この肥満は、糖尿病をはじめ、高血圧高脂血症等の様々な生活習慣病を引き起こす原因となっています。

ただ、単純に肥満だからといって必ず生活習慣病になるとは限りません。

肥満には2種類あるのはご存知ですか!?

一つは皮下脂肪型肥満、もう一つが内臓脂肪型肥満です。

両者とも生活習慣病の原因になる事は間違いないのですが、圧倒的に生活習慣病と密接な関係にあるのが、 後者の内臓脂肪型肥満です。

また、肥満のキーポイントとなるのが「基礎代謝」です。

この「基礎代謝」、肥満になるかならないか、脂肪が溜まりやすいか、 溜まりにくいかの重要なカギをにぎっていますので要チェックです。

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