血液と中性脂肪

血液と中性脂肪の関係

ザ・生活習慣病「こわーい生活習慣病」では、
加齢とともに発症しやすくなる「生活習慣病」をテーマにしています。

高年層が多く発症すると思われていた生活習慣病ですが、今や若年層の間でも多く発症するようになってしまいました。
そんな怖い怖い生活習慣病を、サイトを通じて防止したり予防したりできれば幸いです。

糖質も中性脂肪に

パンやご飯、果物、お菓子などに含まれている糖質は、一見中性脂肪とは関係ないように思えますが、実は糖質も中性脂肪に変身します。

糖質は、腸で吸収される際にブドウ糖という単糖類に分解されて肝臓に運ばれます。肝臓では必要に応じてブドウ糖を血液中に流し、エネルギー源として利用します。
運動不足や糖質の摂りすぎによってエネルギー源として消費されなかったブドウ糖は、脂肪細胞で中性脂肪に合成されます。

また、肝臓ではブドウ糖を脂肪に合成して血液中に流しますが、エネルギーとして消費されなかった分は、脂肪細胞で中性脂肪として蓄積されていきます。

こうして余分な糖質や脂質は中性脂肪という形で脂肪細胞の中に蓄積されていき、体脂肪率を上げてしまいます。

非常に怖い生活習慣病

肥満とは、体の中に蓄積された脂肪(体脂肪)が増えすぎた状態の事を言います。

この肥満は、糖尿病をはじめ、高血圧高脂血症等の様々な生活習慣病を引き起こす原因となっています。

ただ、単純に肥満だからといって必ず生活習慣病になるとは限りません。

肥満には2種類あるのはご存知ですか!?

一つは皮下脂肪型肥満、もう一つが内臓脂肪型肥満です。

両者とも生活習慣病の原因になる事は間違いないのですが、圧倒的に生活習慣病と密接な関係にあるのが、 後者の内臓脂肪型肥満です。

また、肥満のキーポイントとなるのが「基礎代謝」です。

この「基礎代謝」、肥満になるかならないか、脂肪が溜まりやすいか、 溜まりにくいかの重要なカギをにぎっていますので要チェックです。

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